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釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇のhoteltokyoのレビュー・感想・評価

4.5
西田敏行演じる出世よりも釣りを優先するサラリーマン浜ちゃんと、三國連太郎演じるその企業の取締役代表鈴木社長ことスーさんによるドタバタコメディ。会長ことスーさんから次期会長を任せられると太鼓判を押されていた青島幸男演じる高野研一郎は、妻に先立たれ、これからは何もしないことをするため会社を早期リタイアし、地元の萩に戻る決断を下す。そんな高野に会いにいく為、山口萩を訪れる浜ちゃんとスーさんだったが・・的な物語。

今回からOPにCG映像が差し込まれ、オープニングテーマ曲が入ることに!当時の時代背景を知りたければまず「釣りバカ」を観ろと言われていた理由がよく分かる。そして今回のマドンナ枠はなんと宮沢りえ!演技も自然だが、高野のめいという役柄もピッタリの今回。いつもの釣りバカとは少し違って宮沢りえ側のゲストがメインといういで立ちになり、叔父の体の心配するめいの若き医者との恋の行方を物語る今作。王道のコメディ要素は残しつつ、長州と会津にまつわる秘話や、萩という土地柄が深く反映されている内容に深く心に残る、まるで北の国からを観てるかのような神回・・・・。

いつもいがみ合っていた課長が浜ちゃんの無断欠勤(12日間w)をかばうシーンは、ハンカチ必須よ。
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