ガートルード/ゲアトルーズに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『ガートルード/ゲアトルーズ』に投稿された感想・評価

視線はずっと合わない。
登場人物がソファやベンチに並んで座ることが繰り返されるが、最後のシークエンスで「愛が全て」と言うとき、初めて並ぶ二人が向かい合い、初めてソファが後ろ側から撮られるが、視線はこ…

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ゲアトルーズの恋愛観や孤独が自分とめちゃくちゃリンクしていて全部解る!私か!と思った。女は永遠に愛したい、けれど男の人生の中心には女はいない。
1889年生まれのドライヤー監督が女性視点でここまで的…

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「人生は長い長い夢の鎖」

『愛している』『愛している?』『私を愛していた?』『愛していた』等々の言葉が交わされるが、各々が、自分自身の為だけにその言葉を発するのだということがよ〜く解る逸品。
煙

煙の感想・評価

4.5

長回し。カメラの位置はおへそあたりが基本。池のほとり。生々しいエアリスとのキスシーン。ピアノの傍で歌うゲアトルーズ。ソフトフォーカス。ろうそくに点す火。マッチを擦る焦げた匂い。鏡に収まるゲアトルーズ…

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ゆ

ゆの感想・評価

5.0

傑作 
男女の恋愛学を全て煮詰めたような作品。
感情の機微がとても繊細に捉えられている。
想い、偲ぶことの尊さと切なさ。
恋の春から冬まで、男女が出会い、恋に落ち終わるまで。初めから終わりまで。

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MO

MOの感想・評価

4.7

メモ

・シュート素材の積み重なり
・微細な現場音
「繋がらない」というより、「繋げることなど念頭にない」編集
ある空間のなかでまるで「自らにとって最適な体勢をとっていなければ死んでしまう病」と「他…

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この厳粛さと精神性の高さはなんなんだ一体。途中から正座して観てしまった。儀式のような空間構成と自律的なキャメラ・ワークから生み出される緊張感と厳粛さが素晴らしい。
傾斜と水平、決して交わらない視線、…

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mocobonci

mocobonciの感想・評価

4.0
Parakeet cinema classで廣瀬純さんから言及のあった、ゲアトルーズどこ行った問題を待ちわびながら鑑賞。

コマとコマの境目へ行くゲアトルーズをしかと見届けた。

あまりに美しく、精緻に組み上げられた画面というものは作為ではなく、奇跡のように見えてしまうことを知った。神性を帯び、畏怖すら覚えてしまうまでに。この約2時間の映画鑑賞はそういう体験だった。

空間に…

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あ

あの感想・評価

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私と仕事どっちが大事なの!の深いバージョン 男は愛を見下している、軽んじている はい、分かります ラストのドアが閉まったショット良すぎ

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