Cisaraghi

フィラデルフィア物語のCisaraghiのネタバレレビュー・内容・結末

フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

前に見たことのある映画だけれど、久しぶりに試聴。

思っていたほどコメディ色が強くなくて意外だった。以前はもっと面白く見た気がしたのだが。

上流階級の富豪の令嬢キャサリン・ヘップバーンは、女神のように崇拝される特別な存在、周りの男性はみんな女王様キャサリンの虜で僕。でも女王様はあらゆる点で恵まれていて完璧すぎて、弱さや欠点を持つしもじもの気持ちがおわかりにならないのが欠点、それを元夫や父親に指摘されて傷つくんだけど、本当は崇め奉られたくなんかない、ただ愛されたいだけなの、みたいなワリにどーでもいいだから何?というお話だった。当然どこにも共感するところはない。自分の浮気を娘に若さを求められないせいにする父親の理屈も全く意味不明でヒドイ。婚約者リズの前で求婚する方もする方だが、彼女に悪いからなんて言って断る方も無神経。
 大体、こんなに喋りっぱなしで神秘性のカケラもない女神もないもんだと思うが、そこはコメディということなのか。
 妹とグルになってのお上品な家庭ごっこは笑える。
 例によってケイリー・グラント加点あり。結末が違ってたら-5点。

1940年頃のフィラデルフィアの上流家庭の様子がわかる。イギリス貴族と違って格式張った生活様式ではなく、けっこうくだけた雰囲気。お金がやたらあるという点と、社交界に属していてマスコミにつけ狙われる、という点以外さほど一般家庭と違わない感じ?いわゆる英国式の執事はいなさそう。