みゅうちょび

ディープ・エンドのみゅうちょびのレビュー・感想・評価

ディープ・エンド(2001年製作の映画)
2.8
The Deep End = 深み(深い方)

主人公が深みにはまっちゃった筈なのに、悪い奴の方が深みにはまっちゃったってことだろうけど、めちゃ浅かった。もっと深みが見たかった。どっぷりと。
この物足りなさが逆に切ないのかもしれないけど、あっけなさすぎる。でもぐんぐん引き込まれたし、泣けた。

夫は仕事で長期不在が多く、まだ小さい息子と小学生高学年くらいの娘と音楽大学を目指す息子(ボウ)と高齢の父の世話に追われる主婦マーガレットをティルダ・スウィントンが演じている。息子ボウは危ない男と関わり、夜中に自宅に押しかけてきた男と言い争った後、酔っていた男は家のボート小屋に繋がる桟橋から誤って転落。
以前からその男との交際をなんとか止めさせようとしていたマーガレットは、翌朝早い時間に外に出るとイカリがぐっさり胸に刺さって死んでいる男を発見。息子が殺してしまったと思い込んだ彼女は、1人で沖まで死体を運んで捨てる。

そんな時、家を1人の男が訪ねて来て、彼女に見せたのは死んだ男と息子の濡れ場ビデオ、、、、うひゃー。ティルダの表情、、、、きっと本当にそんなもん見せられたら、あんな顔になると思うリアルな演技。
当然の流れとして翌日までに5万ドル要求される。

と言った、良くある話し。

ただ、この後の展開がなんとも昼メロちっくで、女子的には萌〜っとなり大好きな方向へ〜。なのに、え〜!!?ほんともう終わりなの?!って感じ。

子供3人と老人1人抱えて料理を作り、学校の送り迎えをし、家を綺麗に保ち、1日があっという間に終わってしまうような生活をしている主婦に明日までに5万ドル作れって言ったら、冷静に、「無理です」って言われちゃうのよ。揺する方も考えないと駄目ね。母は強し。

ゴラン・ヴィシュニックの伏せた眼、、、長いまつげ、困ったハのじまゆげが素敵でした!

彼は、最後になんて言おうとしたんだろう。字幕では、俺は、あんたを、、ってなってたけど、I think l'm .... I 'm not..
と言っていた。「多分、おれは、、、」が正しいけど、気になってしょーがない。

忙しい主婦は深みにはまっていても気づかないという映画でした。