死体安置所&火葬場で働く主人公は死体に恋をする♡───
頭のイカれたサイコパスの変態趣味映画かと思ったけど違った。
素人風な映像クオリティが妙にジワる…。ストーリーもキャストの演技も悪くなかったような。
原題をよくよく見ると「A Love Story」とある。そう、これは愛の物語!
女性の亡骸に話しかけ一緒に過ごし愛を注ぐ主人公。そんな幸せそうな彼が愛おしく思えるの不思議。
動かない人形を愛する事と、動かない人間を愛する事って同じな気がしてきた。魂がある無いに関わらず、そこに「愛」がある限り尊いもの。
私はこの主人公とお友達になれそう。
こういう切ない闇(病み)映画に美しさを感じる自分は、かなりな物好きなんだと痛感…
秋から冬にかけての季節が好き。枯れ葉が舞い落ちる瞬間や、ものが朽ちてゆく様子に「美」を感じる。
「死は美しいもの」って感覚が私の中にはある。
この「陰」の要素に惹かれちゃう体質どうにもならない。
はぁ…♡