たな会No02

有りがたうさんのたな会No02のレビュー・感想・評価

有りがたうさん(1936年製作の映画)
5.0
バスの中の悲喜交々です。主にほっこりです。そのバスの運転手は街道をすれ違う人やにわとりに対していつも「ありがとー」と言うので、巷では「有りがたうさん」と呼ばれてとても人気なんですね。セリフは最小限、舞台はバスの中なのでカットはほぼ三方向のみ、それでも退屈しないし最高におもしろいわけですから、テクノロジーってなんなんですかねと思いますよ。少ないセリフにもよいセリフありましたのでお知らせします。「街道渡世の仁義ですよ。」「とんだ軽業をやってしまいましたよ。」「渡り鳥ならまた帰ってくるがね。」