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運命の逆転のPのネタバレレビュー・内容・結末

運命の逆転(1990年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

史実に基づいた裁判モノ。割と面白かった。比較的粛々と進むが、なんとなく味がある。特に、被告の英国人紳士(何考えてるんだ分からない)と彼の弁護士(熱血もあり理屈屋でもある?)が雰囲気があった。

あるお金持ちの女性が植物状態に陥り、検察は再婚相手の夫による薬物投与を疑う。一審は有罪判決。逆転無罪を勝ち取るため、夫はハーバード大の法律学教授を雇用する。彼は知り合いの弁護士や生徒たち、昔の恋人兼仕事仲間などを誘ってチームを組み、控訴審に向けて準備を進める。

逆転勝訴を勝ち取るものの、その理由は「最初の判決の基となった検察の捜査が杜撰だった」ことを証明したことによるもの。結局のところ、真相は当人たちにしか分からない。米国の(或いは全ての国の)裁判制度というものに疑問を持ちかける様な内容だった。

妻が夫に「なんで仕事なんかするのよ!」ってヒステリックに怒るシーンがあって(まあ怒った理由は他にも不倫とかあるんだけれども)、普通仕事しない夫に働けって怒るものじゃない???って凄く不思議に感じた。お金持ちの世界ってそういうもんなのか。。
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