2018年ミュージカル始めはやはりフレッド・アステアで。
アステアはバンドを続けたくて何度も留学し続けてる大学生役。このとき彼は実年齢40歳くらい。いくらなんでも無理がある設定に苦笑い。
そこにやってきたのはポーレット・ゴダード(元チャップリンのパートナーだったそう。とてもチャーミングで美脚!)に一目惚れ。
しかし同じバンド仲間のバージェス・メレディス(「ロッキー」のミッキー!)も彼女に一目惚れしてライバル関係に。
アステア作品によくある肉食男子よる三角関係。
それにしても彼女の気を引くための手段が今回はドン引きするほど酷い。現代だったら二人ともすぐにストーカー規制法で捕まってるやつ。
音楽監修に当時人気絶頂だったアーティ・ショウが名を連ね、本人役で出演。
アステアはトランペッター役なのでそれほどダンスシーンは多くないけど、ロシア料理店で優雅なコサックダンスと「Poor Mr. Chisholm」での指揮をしながらのタップダンスはさすがの一言!
ストーリーは受け入れ難いところがあったけど、タップのリズムに合わせてバンドが演奏するというアステアにしかできない指揮シーンには大興奮。それだけで満足してしまいました。