メントール犬佐

トロメオ&ジュリエットのメントール犬佐のレビュー・感想・評価

トロメオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.0
トロマだよ!\全員集合/

いきなりオープニングからモーターヘッドのレミーがレミー本人役で登場した時点でわさビーフ噴いた。何故かレミーが物語の語り部になっているのだけど、このオープニングがまた登場人物の紹介とちょっとしたあらすじだけなのにビックリするくらい早足で済ませようとするので全然頭に入ってこないという。。要はロミオとジュリエットっぽい人間関係のアレだけど、そういう面倒くさいことはココで説明して終わりだ、文句があるなら俺が相手になるぜ、ということなんでしょう。流石は実の息子と売春婦買って4Pするだけの事はあるぜレミー兄貴!

そこからはひたすらトロマです。画質といい物語といいトロマ以外の何者でもないです。こういって意味がわからない人はきっと観ないほうが幸せなので、下手に有名になってしまったジェームズ・ガン監督作(といっても共同監督)だからといって手をだすのはやめておきましょう。簡単に言うとこの世界の全てのバカと悪趣味が入っているタイプの映画です。

某レオ様とは月とケツ毛についたティッシュカスくらいの差があるイケてないトロメオ。クソみたいな解像度の超しょうもない実写エロゲ(タイトルは「お気にメスまま〜〜ん」)でオナニーにふけるトロメオ。「スカトロが好きならKボタンを押して!」とか選択肢が豊富だったり、ジェルでオナニーする派だったり、無駄に詳細な描写が好感度高いです。モニタの中の女にアイラブユートゥー言われて「僕も愛してるよぉおお」と連呼しながら果てるトロメオ。その頃ジュリエットは自宅でレズっていた・・・えっこれ何の話?てかこのオナニーシーン長くない?

ジュリエットのほうもなかなかのもので、めっちゃくちゃ安い田舎のラブホテルみたいな風呂の中でクリスチャン・ラッセンみたいなムキムキブロンド男とイチャイチャ・・と思ったらラッセンのペニスがバッド・マイロみたいに!!ってヒロインがどんな夢みてんだ。

とはいえ、トロミオとジュリエットが恋に落ちてからの展開は、もちろんトロマ節を随所に効かせつつも立派な恋愛映画として成立しており、こんなきったねぇクソみたいな絵面にですら高級感を与えてしまうシェークスピアの台詞の凄み、いやそれを有効に使ってしまえるジェームズ・ガンの力量なのか・・・ジュリエットが変態親父に監禁される透明な箱のシーンに至っては、超低予算のトロマであることを逆手にとってこんな美しいシーンを作るとは・・・とちょっと感心すらしてしまいました。ごめん絶対言い過ぎた。その直前にジュリエットの腹が妊婦みたいにデカくなって中からポップコーンやらリスやら出てくるシーンがあるからプラマイマイナス100だしな。

仮装パーティのシーンでは何と毒々モンスターやカブキマンというトロマキャラがカメオ出演しているというファンサービスもあり!ちなみにミートワールドのシーンに出てくるあのザムザみたいな虫はトロマキャラだったのかしら(情報はコメ欄まで)突然のアクション・シーンは無駄に出来がいいし、その後の首チョンパ→からの車両爆破!のシーンはもう腹かかえて笑った。ラストシーンを良しとするかどうかに人間としての何かが試されているような気もしましたが多分気のせいです。僕は「スーパー!」より断然こっちが好き。全く同じ点数だけどな!何故かって?トロマだからさ。