EDDIE

ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメのEDDIEのレビュー・感想・評価

4.4
結婚式荒らし屋たちの真実の愛を見つける⁉︎オーウェン・ウィルソン&ヴィンス・ヴォーンタッグはやはり最強。しかもここにレイチェル・マクアダムスって“ミッドナイトインパリ”好きにはたまらない。爆笑を誘われ最後には涙まで…オチまで最高!

ブラッドリー・クーパーをここまで憎たらしいと思ったのは初めてかも。あとクリスファー・ウォーケンがまたいいんだ。“アバウトタイム”といい、ラブコメのパパはかなり重要。
ちなみに地上波放送されたときのタイトルは『ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ』だそうだ。笑

〈ポイント〉
・オーウェン・ウィルソンとビンス・ボーンってだけで謎の安心感がある
・本気で恋するオーウェンと早く現場から立ち去りたいビンスの両極端な立ち位置が笑える
・ブラッドリー・クーパー演じるサックがクソ腹立つ奴
・ヒロインのレイチェル・マクアダムスのクリアリー家の個性豊かさ
・見事なオチ

〈雑感〉
大好きなオーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンタッグのラブコメ映画。
面白くないわけがないと、病み上がり最初の映画鑑賞にセレクト!
いやぁ笑った笑った!

序盤は他人のフリして結婚式に参加して、とにかくヤレそうな女性を持ち帰ることを目的にした低俗さなんですけど、ある日を境にその心境が大きく変わります。
またもや他人のフリして参加した結婚式で、次はオーウェン演じるジョンが本気で一目惚れしちゃうんですね。
その相手がレイチェル演じるクレア。

で、この一家めちゃくちゃ変わってます。
クレアは唯一と言っていいぐらいマトモな子で、妹のグロリアは性に貪欲で行動がクレイジー。父のウィリアムはお金持ちで権力者、自分の意見が絶対だという独占主義者的な存在。ほかにも弟のトッドやお婆ちゃんに至るまでかなりの個性派揃い。

ジョンは真っ直ぐにクレアに惹かれていくんですが、一方ヴィンス演じるジェレミーはこの三女グロリアにめっちゃ気に入られて付きまとわれることになります。
かたや純愛、かたやとんでもないコメディという2人のキャラを活かしたバランスがとても心地良いです。

あとはウィル・フェレルですよねぇ。
ちょっとやり過ぎ感もありましたが、いいスパイスになっていました。
純愛ラブコメディになりそうなところを、彼の存在でお下劣なコメディでもあることを思い出させられます。
彼がオチでいい具合にきいてくるので、要注目です。

とにかくすごく好きな映画でしたねぇ。
なぜだか最後の方は感動して泣いちゃいました。
これは恋愛要素というよりもジョンとジェレミーの友情の硬さに感涙したってところですね。きちんと伏線を回収する演出の仕方がGoodでした。

〈キャスト〉
ジョン・ベックウィズ(オーウェン・ウィルソン)
ジェレミー・グレイ(ヴィンス・ヴォーン)
ウィリアム・クリアリー(クリストファー・ウォーケン)
クレア・クリアリー(レイチェル・マクアダムス)
グロリア・クリアリー(アイラ・フィッシャー)
キャサリーン・クリアリ-(ジェーン・シーモア)
メアリー・クリアリー(エレン・アルベルティーニ・ダウ)
トッド・クリアリ-(キーア・オドネル)
サック・ロッジ(ブラッドリー・クーパー)
ランドルフ(ロン・カナダ)
クレイグ(ジェフ・スタルツ)
チャズ・ラインホルド(ウィル・フェレル)

※2022年自宅鑑賞61本目
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