おーたむ

ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメのおーたむのレビュー・感想・評価

3.4
本作と同じくオーウェン・ウィルソンとヴィンス・ヴォーンがW主演した「インターンシップ」がなかなか面白かったのに加え、レイチェル・マクアダムスも出演しているとのことで手に取りました。
んー、ラブコメっていうか、コメディって感じでしょうか。
それも、おバカ系のコメディ。
おじさんが付けたのかなと思わせる邦題ですが(15年前でもハメハメなんて死語なんじゃないの?)、まあ、別にそれでもいいかというくらいの作品でした。

口から生まれてきたかのような主人公二人のキャラクターは「インターンシップ」の二人とそっくりで、そういう二人がワンナイトラブを目的に、身分を偽って結婚式を渡り歩く、というのが序盤。
その後、二人とも運命の相手に巡りあうも、自分は身分を偽ってるし、相手の一人には婚約者がいるしで一悶着。
ただ、紆余曲折あっても、最後は二人ともハッピーエンド。
見易いけど、見たからといって何かの示唆を得られたり、感動したりはしない、インスタントな娯楽作品です。

なので、内容にはあんまり言うことはないですが、キャストが変に豪華で、そこはなんだか楽しかったです。
アイラ・フィッシャーはクレイジーな役だけど、この人、私が見た作品では愛嬌がある役が多いので、好感持ってます。
ブラッドリー・クーパーは、今のところごみ袋とアライグマとこれしか見てないので、いつでも変な役のイメージ。
ディア・ハンターでのパフォーマンスが印象深いクリストファー・ウォーケンは、フットワークが軽いというか無節操というか、けっこう何でも出てますね。
こういう軽めの作品に、知ってる顔を見つけられると、自分がある程度の数の映画を見てきたんだなーと思います。
なんか話が脱線してますが。

まあ、一言で言うと箸休め映画です。
でも、いろんな俳優さんのちょっと若い頃を見るのは面白かったです。
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