moku

第七の十字架のmokuのレビュー・感想・評価

第七の十字架(1944年製作の映画)
3.7
スペンサー・トレイシーの逃走劇よりも、行く先々で彼が関わる人達の描き方が印象に残る映画だった。皆が疑心暗鬼で、常に様子を伺う様な視線や言葉のやり取り…。それが日常なのはいたたまれないよね。
終盤に主人公が頼る夫婦、奥さんのジェシカ・タンディの初々しさも印象的。
最後の宿屋の女性とのロマンスはほんのちょっと唐突にも感じたけど。

<ナチスと映画Ⅲ>
moku

moku