あゆカマキリ

不思議の国のアリスのあゆカマキリのレビュー・感想・評価

不思議の国のアリス(1933年製作の映画)
4.4
時間とか因果関係を超えた連想ゲームのような奇妙な世界、こういう雰囲気本当に最高
個人的にアリスは恐怖や狂気と抜け出せない不安感が根底にあるから好きなんだけど、グロテスクなリアリティさを備えた登場人物や筋の通らない会話によってそういった気持ち悪さも見事に描かれていてとても満足(あくまでポップさをベースにしたこのバランスが本当に自分の中のアリスのイメージ通り!)

というかこの時代にもうここまでの特撮技術があったとは…!