LEE

G4特工 OPTION ZEROのLEEのレビュー・感想・評価

G4特工 OPTION ZERO(1997年製作の映画)
3.7
今をときめくダンテラム、初監督作品
ちょいちょい突っ込みどころはあるんだけども、やっぱり芯は最初からブレていないことが分かる一本だった


銃撃戦はプロフェッショナルでリアリスティック
ジョンウー程感情的でなく、ジョニートー程映画的でないダンテラムらしいリアルよりな(でも派手な)銃撃戦に仕上がっていた
本作でも錢嘉樂と組んでいたのでやっぱりなという感じ(逆戦とかでも錢嘉樂がアクション監督だったり
と、大迫力の銃撃戦がありつつも、やっぱり人間ドラマが重きを占めるのがダンテラムらしい
本作は人間ドラマにフォーカスを当てすぎて、主人公がなんの事件を追っているのかも正直分からないほどだったりするが……笑
でもラストの着地点とかは良かったと思う

個人的に思ったのはなんでこんな二部構成にしたんだ?!というところ
かな〜り後半になってから諜報員だった主人公がG4(エリートボディガード的なやつかな?)に入るという転機が訪れて違う話になるのは流石に急すぎるなと思った
やるならもっと前にやったり、最悪やらなくてもよかったのではと思ってしまった
それとアンソニーウォンはなんであんなに太ってるんだ!!!ラムシューぐらいあったぞ!笑



ダンテラムの根本に流れているものを味わえる一本
それにしても見たDVDの字幕ズレが酷かったなぁ…
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