りか

黄金の耳飾りのりかのレビュー・感想・評価

黄金の耳飾り(1947年製作の映画)
3.6
極秘任務の途中ナチス・ドイツに捕らえられたイギリス人将校が謎のジプシーの女の力を借りて任務を遂行するまでのお話。

あのマレーネ・ディートリッヒが勝ち気なジプシー役を演じています。あのクールビューティーに薄汚れたジプシー役というのは新鮮でしたが、粗野な話し方や雰囲気が意外とはまっててビックリ。

ストーリーベースはロマンス+スパイ+微ファンタジー。少女漫画の世界みたい。基本ご都合主義な展開なので男性には退屈かもしれません。私はクラシック映画として今でも十分楽しく鑑賞できました。
ジプシーの族長の「祖父は捕らえられて身体を毎日洗わされて〜」のくだりの話はコミカルで面白かった。

手相を視ることがこの映画で重要なキーとなっていますが、
ジプシーが手相を視たり占いで生計をたてるというのを初めて知りました。
りか

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