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幼い頃サンタの格好をした強盗に目の前で両親を殺されたビリー。
トラウマを抱えながらもなんとか社会復帰するが、18歳になった彼はクリスマス・イヴにおもちゃ屋の仕事でサンタに扮装する事になり...。
80年代極悪サンタホラー・シリーズの第1作。
原題:『SILENT NIGHT, DEADLY NIGHT』。
みなさんは「サンタクロース」という都市伝説をご存知でしょうか?
鮮血のように真っ赤な衣装に身を包んだ怪老人が、年の瀬も押し迫る12月24日の深夜、丑三つ時に、幼子の居る家庭の住居に不法侵入したあげく、ナニカをそっと置き去りにして去っていくというものです。
空を飛ぶ、大きな頭陀袋を抱えている、巨大な生き物を引き連れているなど、様々な目撃証言があるにも関わらず、その実態は不明とされています。
大槻教授によれば、これも一種のプラズマだということですが…。
そんな奇怪な話をホラー映画界が放っておくわけも無く、『サタンクロース』や本作などの映画が作られています。
まだ幼くしてサンタクロースを信じてる子ども達に見せたら駄目な映画NO.1です。
で、この作品は、殺人鬼が誰なのかも、殺人を犯す理由もはっきりしているだけに、悲壮感がかなり漂っているように見えます。
でも殺害方法はなかなか強烈かも。
金槌脳天刺し、首チョンパ、胴体剥製串刺し、斧ぶっ込みなど華麗な殺人シーンのオンパレード。
公開当時、全米で上映禁止運動が起こったらしいが、確かに納得。
サンタクロースが殺人する映画なんてそりゃ子供にみせられないよね。
また、出だしはけっこう良かったと思います。
精神科に入院しているおじいちゃんに会いに行くのですが、またこれが壮絶な出会いになります。
私はこのシーンがいちばん怖かった。
ただ、やたらと助走が長い。
本題に至るまでに40分以上も要する。
また、後半は明らかに失速します。
特に幕切れの唐突感は、間違いなくあっけにとられるでしょう。
はっきり言って完成度は高いとは言えないですが、続編が作れたのは話題性に救われたのでしょうね。
抗議運動に参加された方々に感謝です。
この映画のサンタは偽者でしたが、本物のサンタは依然として暗躍している可能性が高いです。
みなさんもクリスマスの夜はあまりハメを外さないよう、十分注意してください。
扉の影で怪老人が斧を構えているかもしれませんよ…!
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