ある解剖医が、電気椅子で死刑となった男の解剖時に脊椎が折れているのに気付く。
これまでも似たようなケースを見てきた医師は、人が死に至るような真の恐怖を感じた時、脊椎を折るほどの強いエネルギーが体内に発生しているのではないかと感じている。
それをTingler（=背筋がゾクゾクする感覚）と名付けた医師が発見したその正体とは？・・
このジャケ写がネタバレですが(笑)、Tinglerの正体は、人間の体内に寄生しているムカデのようなヤツで、真の恐怖をエネルギーに巨大化(脊椎サイズ)して脊椎を折ったりしちゃうらしい...
モノクロですが、ごく一部、血のシーンのみパートカラー。
このおバカで秀逸なSF的設定、コイツの姿と雑な展開がB級感溢れてて面白かった。
解剖医（ヴィンセント・プライス）、堂々と浮気中の妻イザベル（パトリシア・カッツ）。
妻の妹ルーシーと医者の彼氏デイビッド。
小さなサイレント映画館を営む男と、キャラの強いろうあの妻マーサ（ジュディス・イヴリン）
という配役で、心理的ショックで急死したマーサからTinglerを抽出するんですが...
Tingler見た人の驚きが浅め。
ワイヤー見えてますよ感溢れるTinglerの雑な動き。
Tinglerの最後の扱いも雑。笑
恐怖で叫ぶこととTinglerが関係してるようですが、それも雑すぎて良く分からないまま終わります。笑
