素晴らしい映画だった。。
昔感動したフォレスト・ガンプっぽい、それのインド版と言えばいいのでしょうかね。
ハーンはアスペルガー症候群で苦労して大人になるが、、そこでふと出会った美女に一目惚れ。
結婚し、幸せな生活を掴んだかと思いきや・・そこにあの9・11が。
人類はキリスト教の誕生によりADとBCを分けた。次の分け目が9・11だ、というセリフがあったが、イスラム教徒にとってはそのくらい世界が変わったことだったのだろう。
イスラム教は邪教のイメージがまとわりついてしまい、米国でのイスラム教徒への迫害は日常化し、米国だけでなく、世界中でイスラムへのイメージが一変した事件だった。
そんな時代背景の中、ストーリーはハーンの純粋さによって思わぬ方向に進んでいく。
人間を分けることは一つ。それは、宗教でも人種でもなく、いいことと、悪いこと。
人を前進させることは、憎しみではなく、相手を思う心。
それらを説き、実践し、前に進むハーンがこの上なく愛おしい。
泣き所も盛り沢山。何度泣けたことか!
観終わって、泣き疲れてビール飲んで爆睡でした(^o^)