ハレルヤ

マイネーム・イズ・ハーンのハレルヤのレビュー・感想・評価

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)
4.4
いやー凄い映画だわ。2時間40分という長さを一切感じさせない圧倒的な作品でした。

インド版「フォレスト・ガンプ」とも呼ばれる壮大なテーマを持った人間ドラマ。
2000年代のアメリカを舞台に、宗教や人種、障害など多くの問題を扱いながら、一人のインド人を通じて描いています。

前半は主人公と奥さんの出会いから結婚で、微笑ましく見れる内容ですが、中盤から状況が急転。見ている側も胸が苦しくなるような展開に陥ります。

そしてどん底にまで落ちてからの後半。ここから僅かに見えた希望の光が徐々に大きくなっていく流れが本当に素晴らしい。

ラスト30分は感涙ものの場面ばかり。ちょっと駆け足っぽく思えましたが、気持ちよく締めてくれます。普段そこまでエンドクレジット見ないタイプの人間ですが、余韻が凄くて最後まで見ていました。笑

脚本が良いのは勿論の事、やはり主演のシャー・ルク・カーンの演技もこの作品の良さの大きな要因でしょう。インドの名優とも言われている彼の見事な演技力に感服しました。

本当なら気になったシーン1つ1つについて、熱く語りたいところですが、まとまりが無く、グダグダになりそうなので止めます。笑

とにかく色んな人に見てほしい映画!日本で劇場未公開とか勿体無さすぎる!

最後に余談ですが主人公のハーン、特に前半はチュートリアルの徳井に見えて仕方なかった…笑
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