ジェームズ・ワン監督はソウで華々しくデビューしたと思ったらコレと死霊館を交互に撮りつつ合間にワイスピスカイミッションもやって、直近ではアクアマンで大ヒットを飛ばすってもう人気監督の仲間入りしてますよね。
ソウの頃から知ってたけどここまでになるとは思わなかった。
しかも死霊館シリーズもこれもホラーとして良質でしかもミステリー要素もあるんですよ。凄くないですか？笑
今作は家に引っ越してきた(ありがち)親子のお話。主人公はパトリック・ウィルソンで死霊館では悪霊に真っ向からバトルをする血気盛んなおっさんでしたが今作は普通です。あれ？笑 というかアクアマンにも出てるしワン監督ご贔屓の俳優なんでしょう。
お相手役はローズ・バーン。ミュータントと恋には落ちません笑
んでこのホラーは死霊館と同様きっちり例の正体に理論づけをします。それがとんでも設定であってもちゃんと映画内で説明をするんです。これが親切でいいですね。敵を解明していくっていうのは日本のホラーもあっちのホラーも変わんないですよね。
ジェイソンもフレディも貞子も伽倻子も出てきたら最初はヤラレっぱなしだけど人となりを調べて解決しようとします。
今作ではどうやらお父さんであるパトリック・ウィルソンがキーになっていくんですね。ここら辺の掘り下げは2がしっかりやってくれますが今作はちょろっとだけです。なのでミステリーよりかはホラー要素の方が強い。
このホラーが金切り音のようなBGMとびっくり箱のオンパレードで楽しいこと楽しいこと。
今回の敵のババアと赤い顔の悪魔みたいなやつのビジュアルも怖さを掻き立てるものになってて良かったです。
死霊館との差別化はしっかりできております。
しかし、死霊館のように真っ向からバトルではないのでそこが好きな僕には物足りなかった。一応、解決してくれるための霊媒師とかは出てくるけど死霊館の主人公夫婦に比べたらキャラが弱い。
しかしシンプルで良かったですな。
