あかつか

宇宙人東京に現わるのあかつかのレビュー・感想・評価

宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)
4.5
2018年の大映100本目に見るつもりで保管しといたけど、娘に「宇宙人」の概念を教えたくなったので一足早く封切り

国産初のカラーSF映画とな。特殊技術は後にウルトラマンを手がける的場徹。原案は後の文部大臣中島源太郎。宇宙人デザインと色彩指導に岡本太郎。そしてDVD解説にみうらじゅん(若い)。

頻繁に目撃されるUFO。宇宙人からの警告。死の惑星Rの接近。核ミサイルでの応戦…。このプロット今でもありそう。

星型の宇宙人(パイラ人)が可愛くてなんとも言えん。ジャケットでもろバレしてるのでご参照されたし。かの岡本太郎がデザインしたものの、その立体化に完全に失敗してる気がしないでもないでもない。みうらじゅん曰く「とってもムリがあります。さっぱり意味がわかりません。(この映画を見たら)友達に自慢できるかもしれませんが、友達をなくすかもしれません」って、この解説映像のっけた意地悪な担当者に敬意を表したい。

つーか、パイラ人よりもこの頃の井の頭線沿線の光景の方がビックリすること間違い無し。

戦後11年目の原水爆批判映画。今の永田町にもパイラ人来ておくれ。

私は世代的に宇宙人映画というと『エイリアン』『E.T.』『ID4』だけど、宇宙人の造形も進化したよなぁ。

というわけで2018年の大映映画95本目。

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filmarksを始めて5年半くらいたつけど、コメントに返信しただけだと、相手には通知がいかないことに気づいた。2018年にもなってどうなのそのシステム
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