このレビューはネタバレを含みます
さすがクリス・コロンバス、、見やすい。
アンドロイドがテーマの映画はとても重くなるけれど、だいたいラッダイト運動のようなものが挟まれるけれど、見やすかった。2時間という長さを感じさせないね。
ロビン・ウィリアムズがなかなかロビン・ウィリアムズにならなかったのも大きな要因だろう。かれ、藤子不二雄感があって、うーん、なんか子供の頃にみたような造形だ。
ようやくロビン・ウィリアムズになってようやくヒューマニズム的な展開になっていく。人間に近づこうとする意思は、現地人に溶け込もうとしている外国人のようで、いじましかったけれど、死が人間であることの定義はちょっとどうかな。クリス・コロンバス節が効きすぎていて、綺麗にオチはついたけどうーん。
最後にガラテアがポーシャの生命維持装置を切る、これもロボット三原則を犯して殺人までできるようになった、と捉えていいのだろうか? うーん。