久しぶりの再鑑賞。おそらく2度目だがやはり好きなタイプのSF映画だ。アイザック・アシモフの深みある原作を子供から老人まで幅広い層の心を掴むのが上手いクリス・コロンバス監督が、分かり易く魅力的に描いている。
アンドリューというアンドロイドの一生を通して「人間とは何だろう」という壮大なヒューマンドラマが嫌味なく、少し切なく描かれているところが魅力だろうか。ロビン・ウィリアムズとエンベス・デイヴィッツの演技も良く、二人のラストシーンを観て何も感じない人は居ないのではないだろうか。
ジェームズ・ホーナーの音楽もドラマティックに盛り上げている。