Otter

アンドリューNDR114のOtterのレビュー・感想・評価

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)
3.9
「アンドロイド」の発音を聞き間違えて「アンドリュー」。
夫婦と女の子ふたりの四人家族のもとに、家事ロボット「NDR114」がやってきたとき、次女のアマンダが聞き間違えることから、ロボットはアンドリューと命名される。
なぜか人格を持った「ユニーク」な存在となったアンドリュー。家族との幸せな時を過ごすうちに、「自由」に目覚め、「自由」を求めて一人で暮らすことに。その後三世代の時が流れ、人間は年を取り老いて死んでいく者がいれば、新たな子ども達も生まれてくる。そんな折、アンドリューが恋に落ちた相手はアマンダの孫娘のポーシャ。
アンドリューはロボット研究者と出会うことにより、徐々に人間らしい外見と食事、心、セックスも可能なロボット(もはやロボットでもないか)になり、年をとることも手に入れて…。
人間らしさとは何か、ジーンと考えさせられる映画です。
ロビン・ウィリアムズが本作公開の5年後に自ら命を絶ってしまうことを考えると、非常に感慨深いものがある
Otter

Otter