健多郎

大怪獣モノの健多郎のレビュー・感想・評価

大怪獣モノ(2016年製作の映画)
4.0
様々な特撮、そしてプロレスに愛のあるオマージュを捧げたバカなはなし

地底から現れた大怪獣モノを倒すため、万能細胞セタップXを使い新田陽出人青年が巨大化!
巨大化前はキョウリュウブラックですが、巨大化するとプロレスラー・飯伏幸太になります!変わりすぎやろ
一度はモノを撃退した陽出人だが、モノの再出現に際し不覚を取ってしまう
日本中からバッシングを受け傷心の陽出人は、無事立ち直りモノを倒すことは出来るのか!?

河崎実節がいい具合にドバドバ出てるバカ映画でしたが、特撮とプロレスへの愛は本物!
特に(冗談のわかる)真夏竜好きには観てもらいたい!
ウィッグまで付けて女装する真夏竜、2分40秒しか巨大化できない薬を開発する真夏竜、「滝なんか斬れるか!」と急にキレる真夏竜…そうですよね滝は斬れませんよね、記憶が確かなら竜さんは40年くらい前に斬ってましたけどね

特撮界、プロレス界から豪華すぎるキャストが集結し、本気でバカをやった本作
フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴンから始まり、ウルトラマンシリーズで隆盛を極めた巨人対怪獣の怪獣プロレス、それらにオマージュを捧げ本当に怪獣とプロレスラーを(プロレスで)対決させた本作!
初期のキン肉マンでも怪獣とプロレスをやってましたが、この映画はブレる事なく全力でそれをやり切っています!

・怪獣特撮が好きだ
・プロレスが好きだ
・真夏竜が好きだ
・飯伏幸太が好きだ
・B級特撮が好きだ
・万能細胞セタップXの元ネタがSTAP細胞ではないと分かる

以上に該当する方には是非観てもらいたい!
つーか観ましょう!以上!
(「・河崎実が好きだ」という方は既に300%の確率で鑑賞していると思われるので割愛しております)
健多郎

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