エアール

スリーウェイ 誘う女たちのエアールのレビュー・感想・評価

スリーウェイ 誘う女たち(2004年製作の映画)
3.3
ひさびさの映画。
いつだって勝つのは
先を読める、頭のキレるお方なのです、笑


シャバとムショを行ったり来たり
そんなワケありの男、ルーが出くわした
またとない千載一遇のチャンス。

とある晩に
人気のない場所に車を停めて
情事を楽しむ不倫カップルを発見したルー。
カップルをしばらく覗き見しているうち
偶然にもそのカップルが身代金目的の誘拐を企てていることを知ってしまう。
なんとその額100万ドル…

この”ワラ”を手放すまいと
人生の再起を図るためにも
大金を横取りすべくカップルのラルフとイザベルに接近するルーと恋人のリタ。
さらにそこへルーの忌まわしき過去を知っているという謎の男も現れ
事態は面倒な方向へと動きは出すのだが…


ドミニク・パーセルがルーに扮し
悪事を企む人間同士が絡み合い展開されていくクライム・スリラー。
テンポ感こそ悪くないと思いますけど
二転三転でグイグイいきたいのなら
同じ系統でもWild Thingsあたりの方が
オモロかったように思います。

ほんでも、出ている顔ぶれがなかなか面白くて、
カップルのラルフとイザベル役には
デズモンド・ハリントンとアリ・ラーターだし、
ルーの恋人リタ役には健康美がひかるジョイ・ブライアント、
それから誘拐の標的となるマダム、フローレンスにはジーナ・ガーションと、、
端役的なキャスティングではありますが
なかなか貴重かもしれませんね。
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