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ザ・バニシング-消失-のbebemamaのレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
3.9
こ、こわい!
やはり、人間が一番怖い、、、

旅行中、忽然と消えた恋人
恋人は何処へ、、、

初めは、恋人同士のイチャイチャからの痴話喧嘩(あれは、男性が悪い!)
何見せられて、何が始まるのかと
後であの出来事が色々な意味で効いてくる

普通に家庭を持ってる人が、、、
彼の計画が粘着質で怖い
普通の生活の様に、異常な事を淡々と計画する
家族を使って練習したり、普通の生活から犯罪のヒントを
妻や娘との幸せな日常生活の中から、異常な事への対比が怖い

以下ネタバレ



















ハリウッドなら、忽然と消えた彼女を探す為、犯人と派手に対決して追い詰めるって感じだと思うが(リメイクがあるんですね!それは、どんな感じなんだろう)
この映画はそうじゃなくて、もっと鬱々と陰にこもった感じで、とても後味が悪い

自分の計画ではなく、偶然で犯罪が成功してしまうプロットが面白い
何度も失敗するのがリアリティがあって
というか、あの計画では怪しすぎる

犯人が、彼の彼女への愛、自責の念、そして真実を知りたいという好奇心(?)を煽っておいて利用するのが、、、

ラスト
今の自分の状況以上に
彼女の最後もわかってしまって
二重に精神的に苦しむ事に
なんて酷い!

きっと、この犯人これからもやるよね

怖い、、、
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