やまおか

ザ・バニシング-消失-のやまおかのレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
4.0
 色々シュール過ぎて怖いをすっ飛ばして草大豊作だったんですがそれは…(震え声)

 犯人の「あくまでも日常の延長線上の異常者」ていうキャラ造形がホント最の高。よき夫、よきパッパ、よき社会人とよき異常者は両立できる(震え声)

 ターゲットを車に乗せて自分が乗る間の数秒で睡眠薬仕込む練習や(娘を練習台にしてコミュニケーションも取る一石二鳥の鬼)、それ以前の車に乗せるナンパトライ&エラーで描かれる真面目な努力家っぷりに草不可避! ナンパする時は知り合い遭遇リスクを避けるために遠方へ行こう(真理) 予想外のナンパ成功でテンパって、くしゃみを拭うハンカチで睡眠薬味見してしまう流れイイゾ〜
 ナオンが引っ掛けてセットで男も付いてくる騙しヒッチハイカーズに、
「女だけなら乗せる。男バリューセットはNG」
 とキッパリお断りする不正を許さない姿勢カコイイ(適当)

 あと絵的に素晴らしい構図多数、カフェで主人公が犯人を必死に探してる状況で、犯人がどんどん近付いてきて会いに来る犯人っぷりで大草原


 ヒントレター×5からの「もう我慢できなかったんや!」と自分からネタバラシしてしまう人間臭さに無駄にほっこり不可避

 てな感じで色んな要素が完全にワイ好み、大満足ガンギマリ映画視聴でした
 去年の恐怖の報酬やショックウェイブといい、シネマートさんの眼力マジパネェと改めて思い知らされた次第です
 作中と同じ水筒用意して嫌コーヒー再現して一商売する商魂も素晴らしいと思いました(本心です。飲んでないけど)

※追記
 クライマックス、コーヒー飲むかどうか悩む主人公が何故か雨中で猛然とグルグル回り出す狂気アクション最の高でした