こく

天国にいちばん近い島のこくのレビュー・感想・評価

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)
2.8
ちゃんとした脚本あったのかな? そう思ってしまう程にヒロインの行動や物語が全て行き当たりばったりロードムービー。ニューカレドニアロケの撮れ高から、逆算してお話を作ったのかと思いました。

死んだ父が話していた「天国にいちばん近い島」を探すため、ツアー旅行に参加した女子高生が、40代の現地の怪しい日本人や日系三世の若者に恋しながらあてのない旅をする。本当にこんな物語です。やっぱり大林監督はぶっ飛んでます。

日本から来た初対面の女子高生を口説き、気軽にベタベタと身体に触る峰岸徹が本当に気持ち悪い。尾身としのり同様に大林作品ではモテイケメンとして描かれてるのかキツかった。

最後までヒロインが何を考え感じているのか、余りに分からず。原田知世の棒演技のせいだけとは思えない。
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