Jumblesoul

セント・マーティンの小径のJumblesoulのレビュー・感想・評価

セント・マーティンの小径(1938年製作の映画)
4.0
名優チャールズ・ロートン劇場ともいえる傑作。
映画は色々な楽しみ方があるけど、生身の俳優が演じる一級品の演技を堪能できる事こそ醍醐味であると思う。本作はその模範例みたいなもの。
冒頭の詩の朗読から仲間との大道芸、最後の酒に溺れて落ち目になった姿など全てが素晴らしい。話は少しベタなところもあるが、ロートンの名演が帳消しにしてしまう。
相手役は猫系の顔なので、ちょっと苦手なヴィヴィアン・リー。でも、空き家でのダンス・シーンは美しかった。
Jumblesoul

Jumblesoul