『叫びとささやき』を観て思ったことと
ほぼ同じことをこの映画の父親が言ってた。
愛が神だ、と。
自分に言い聞かせるように。
“神”とは世界の受け入れ方を問う存在なのかな、と思った。
「人は皆、円を描いてそこに閉じこもって生きている。時おり人生の現実に円を突き破られてもすぐに別の円で身を守る。」
「かわいそうなパパ」
小説家である父は小説の中に。
精神病である娘は病気の中に。
交わる瞬間に
音を立てて世界は崩れていく。
…非常に難解で言葉にしづらい。
特にラストはどう受け取ったらいいのか。
なんとなく額面通りポジティブには受け取れないかな。自分は。
息子を虚構に誘う父の姿に見えた。
うーん、難しい。
他のも観た後でまた戻ってきたい。