基本的につまんないんだけど、たまに言ってることが面白かった。
「愛は神、文の中に生きてて現実を生きてない、現実生きてて苦しい、可哀想パパ、パパが話してくれた!、女は匂いもんつけて臭くてキャピキャピし…
このレビューはネタバレを含みます
神の沈黙三部作①
精神分裂の症状が進み、狂ったように神を求めるカーリン。"二つの世界を行き来するのにはもう疲れた"と嘆き、すがった神に救われる事もなく...。
揺蕩う水面、扉から差し込む光、白夜…
ベルイマンの“神の沈黙三部作”の一作目。
ベルイマンは「ペルソナ」と「恥」しか観ていないけど、今作は特に「ペルソナ」に繋がるような内容で、精神分裂症や神の存在に関して盛り込まれた内容だった。そして、…
これはあんまり画面の良さを感じなかったなー
姉を探しにいく時の半開きの扉とか壊れかけの船とかはよかった
扉の使い方は全体的に上手い
話は面白そうな感じだけど、正直あんまり刺さらなかったな
姉の精神…
神=愛というあまりに脆く曖昧な言葉を放つ心が欠如した父。娘だろうが姉だろうが妻だろうがあくまで他人事。何を見て、どこが壊れているのか誰にも推し量れず、爆音のヘリで去っていく。会話の後ろでうねる水面が…
>>続きを読む弟くんからの視点で登場人物を見ると、
パパと姉と姉の夫と自分。
この4人だけ。
湖とその岸辺に建つ古びた家が舞台装置。
家の周りは岩と小石で出来た庭と道。
家の中も温かみの感じられないギシギシ鳴る木…
演出4
演技4
脚本5
撮影4
音楽3
技術4
好み4
インスピレーション4
○「愛が神そのものなんだ。そう考えれば絶望から救われる。空虚が満たされ絶望が生に変わる。しばしの猶予だ。死を迎えるまで…
自分が撮ろうとしていた頭がおかしくなっていく病んだ女は、それ自体ありふれたモチーフではあることは分かっていたが、ベルイマンがきっちりそれを映画にしていたことは知らなかった。たまたまU-NEXTで配信…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
信じることと 縋ることと
誰1人信じることはしていなかった気がするけれど、最後の最後に何か動いたのは確か
-----------------------------------------…
(c) 1961 AB SVENSK FILMINDUSTRI