Sakurita

たぶん悪魔がのSakuritaのレビュー・感想・評価

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)
3.7
だらだらした物語なのですが、全体的なコンセプトもあってそれで良かったと思います。湖のランスロ等に比べれば進みの遅い映画に感じました。
いろいろなユース系の映画があると思いますが、ロベールブレッソン監督が描くことにより、さらに喪失感やだるさが増しよりあの青春の苦しさを鮮明に感じさせることができてたと思います。
儚く、あっけなく友達に殺される彼が美しかったです。
そして、美しい彼を取り巻く女性が二人いて、なんとなくお互いの気持ちを理解して過ごしてるのが、先進的で、フランス(?)、あの時代のエリートの大学生ぽくて好きでした。ポリアモリーまでは行かないだろうけど。
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