よい映画でした。大人びた自分を自覚し、同年代の子を見下しているような女の子であれば、あんな大人の世界を見せるくれる男性が現れたらそりゃ夢中になるでしょう(同級生の男の子は気の毒だけど)。
結局男はどうしようもなかったクズだったわけだけど、道を踏み外した彼女を支えたのが両親であり教師であったわけ。若いときに犯した過ちなんていくらでも取り返すことができるってことか。若いって素晴らしいと素直に思う。
主役のキャリー・マリガンがすごく良かったですね。女子高生のときの野暮ったさ、着飾ったときの華やかさ、どっちにしても可愛かった。この映画に素直に共感できたのは彼女の魅力によるところが大きいです。