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17歳の肖像のぷのネタバレレビュー・内容・結末

17歳の肖像(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

鑑賞しながら「教育の重要性を説くことの難しさを巧く表現してるなぁ」と思っていただけに、観賞後に原題を見たときはとても納得した。

確かに、ティーンズが憧れる大人の世界と理想の自分というものも描かれていて、それを邦題は巧く表しているとも思います。ただこれは普遍的な題材であり、本作の根源的な特徴を表してはいないなぁと。

学校教育と家庭教育という2つを舞台に、私たちが教育受けなければならない理由を訴えている。
生きていく上で私たちは多くを選択していくことになる。その際に物事の真髄を見抜く力が必要であり、それを養う手段として教育があると個人的に思っている。(教育の目的はそれが全てではないにしろ)

キャリーマリガン演じるジェニーは、高校を中退するという選択をする。後にこの選択が愚かであったことに気づき、大学進学を決心する。
大学で付き合った彼氏にパリ行きを誘われた彼女は、次のような発言(選択)をする。

"死ぬほど行きたい"という心からの演技をする
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