Ryoma

翼のない天使のRyomaのレビュー・感想・評価

翼のない天使(1998年製作の映画)
4.2
『シックスセンス』『オールド』のM.ナイト.シャマラン監督の長編デビュー作。主人公の少年ジョシュアと祖父との深い絆に素直に感動。祖父との輝かしき思い出が回想的に綴られることでより仲睦まじい関係性だったということが窺えた。語り手含め幼い少年目線で物語が進むため、可愛らしい世界観、優しい雰囲気でほっこりできた。大きな起伏や展開が多いとはいえないけれど優しい気持ちになれる素敵な作品だった。シャマラン監督作品はそんなに多く観たことはないけれどもラストはシャマランらしい?遊び心ある終わり方な気がした。彼の作品は本作だけ毛色が違う作品な気がするけれど他の作品もみてみたい。


あらすじ
おじいちゃんに会いたい!ジョシュアは、カトリックの男子校に通う小学5年生。大好きでいつも一緒だったおじいちゃんが死んで数ヶ月たったが、天国にたどり着いたか心配でたまらない。お父さんお母さんや先生に聞いても、ちゃんと答えてくれない。おじいちゃんが天国で無事かどうか。その答えを見つけるため、ジョシュアはたった一人で神様を探すことを決意する。誰もが経験する近親者の死、親友との絆を一人の少年の純粋な心を通じて描いた奇跡の感動作。
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