このレビューはネタバレを含みます
“人は気付いた範囲では、最善を尽くしてる”
環境問題・地球温暖化現象への問題や、迫る来る危機に対し、ボクらは何が出来るのか?
今ボクらの日常を支える恩恵はどこから……何から生まれ、そこから生じるリスクをどこまで知ってるか?
最後の時=イレブンス・アワーという言葉から、最近よく聞く「接続可能(サスティナブル)」な未来の実現への鍵を、専門家の意見を交えて掘り下げていくこの映画。
ナビゲーターがレオナルド・ディカプリオだと聞いて、興味を持ったのが最初で、そこから大分かかりましたw
でもホント、このタイミングで見れたの幸いでしたね。
コロナウイルスもそうだけど、人類がイレギュラーだと思うことってそうじゃなくって、結局は“起こりえる”一つに過ぎなかっただけ。単に僕らがイレギュラーだと思い込んでいただけと、この映画を見終えた今は、つくづくそう思います……
とはいえすべてを把握できて、理解できたわけでもない。何度か見てその意味を熟考する必要も……けれどこれは学校の授業の教材にも使える、本当に素晴らしき一石の映画です。
劇中に出ていた言葉「慢性の犠牲」とか「倹約」とか、自然がどれだけ僕たちを助けているか……まさに「タダより高い物はない」と言える現状で、一方で共に歩むための多くの試みも。
これを見ると関心をもっと持ちたいだけじゃなくって、付け焼き刃にならないためにはどうすればいいかとか、友達とか同じ関心持ってる人と語りたい。語り合って、受け取って、出来ることから実践したい。
タイムリーなテーマを真摯に伝えた作品でしたね。
若干固すぎな見解も無いってことはないですが、これは是非、DVDを購入したい作品です。
ホント最近ドキュメンタリーづいてますね。気が付けば(笑)。