えな

風の中の牝鷄のえなのレビュー・感想・評価

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)
4.0
戦争で家族がしんだり、戦後物価の高騰で生活がくるしく家族で部屋を間借りしてたり、子供が饅頭食べて食中毒になってしにかけたり、病院の金が払えなくて売春したり、あまりに生活が不安定すぎる。生活が不安定すぎて旦那から殴られ突き飛ばされ階段から転がり落ちるくらいならすぐ仲直りできる。そして夫婦としてやっていこうと前向きになれる。わたしならむり。小津作品を見始め2ヶ月、18本目。頭では納得してても感情が抑えられないということはわかる、励ます笠智衆が若かった。女友達の「一言相談してほしかった!」って責めるやりとりにほんとの友情を感じてそこが救いだった。
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