こぅ

悪魔のかつら屋のこぅのレビュー・感想・評価

悪魔のかつら屋(1966年製作の映画)
3.7
悪魔と付いているがホラーでは無い、ハーシェル・ゴードン・ルイス監督による、【サイコ・キラー】。

部屋貸しを名目に、かつら屋を営む母とキモい息子のキチガイ
親子。
次々と消える女子大生…。

アヴァンタイトルから頭部だけのマネキン2体が、進行役
(あらすじ)をおしゃべり。

OP曲が、おっ‼︎JAZZって、お洒落でカッケー。

ミスドにもなってないが、時間稼ぎで、主人公女子大生キ
ャシーが怪しいオッサンを追跡〜無駄な長さ、合わないヘン
テコな劇伴は何なんだ〜。
スリルを出す気が全く無いコメディ演出に苦笑。

クライマックスは、キャシーが帰らない友人を探しにかつら屋
に侵入〜。
ここは、やる気になったのか、劇伴もスリルを演出〜。

ストーリーは無いようなもので、C級ハーシェル監督作にこの
グッダグダのユルッユルを突っ込むのはナンセンスか。
頭皮剥ぎ、首切り、はらわた抉り出し、ゴア・ゴア・ガールズ
、、グロゴアクオリティと血糊を楽しむ。


ラストは、予想通り〜。

恐らく、ハーシェル監督キャリアでは、本作が 一番まとも
なのでは⁈嫌いじゃない。
チェーンソーのヒントや、
【悪魔のいけにえ】の先駆け。
こぅ

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