絹代が階段から突き落とされるところだけ強烈に覚えていたけど、今回再見してみると佐野周二の固さが妙に鼻についた。
これは当時国民から「投げキッス事件」により、絶大な反感をかってしまっていた田中絹代氏…
不思議で変な映画、だけど戦後の空気をがっつり感じさせられるすごい映画。その時代を生きていることを相対的に考えさせられる。深度がある気がする。この映画を見て今まで見ていた小津安二郎の作品は全然貧乏じゃ…
>>続きを読む小津のシンポジウムの黒沢清のトークを受けて再見。本当にドメスティックですごい。階段からすっ転ぶ田中絹代→絶対手を差し伸べないで「大丈夫か?」連呼の佐野周二😹そもそも階段から缶が落っこちていくカットを…
>>続きを読む階段から落ちた田中絹代を絶対に助けない佐野周二がヤバい。家の中でも二階からほとんど動かないように見えるので、現実感が希薄というか、やはり戦死した亡霊なのではという黒沢清の読みもあながち間違いではない…
>>続きを読む人生史上で
あまりにも美しすぎる
「人の背中」を観た。
その美しさは、
キラキラと眩しいものではなく、
言葉にできないほど苦しくて情が湧き上がるような思いが、目に映る映像のみで伝わってくる、ような…
田中絹代すざまじすぎる、田中絹代の演技がとにかく圧巻であった。
夫、突き落とした上に全く謝らないのあまりにもDV、、、堂本光一もびっくりな階段芸。最後の手のショットとかほんと素晴らしい。
小津作品…
戦後映画ってかんじだ
全体的に湿っぽくて厭な映画だった
カーテンショットとして挟まれるのは煙突
正直理解できない道徳すぎて、序盤は話についていけなかっけど、夫婦共に理解できない世界の状況を容認するよ…
敗戦後まだ三年、未だ帰らぬ夫を待ち、幼子を抱え暮らす田中絹代。巨大な備蓄タンクや間借りしている二階に上がる梯子段が不穏。友人の村田知栄子と並ぶ川辺の場面。横たわり目を閉じる、つかの間の平穏。子供の異…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
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