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白い粉の恐怖のghostboatのレビュー・感想・評価

白い粉の恐怖(1960年製作の映画)
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普通。というかこれノワールじゃない。道徳の授業で見せられる麻薬怖いよビデオみたいで今となっては既視感だけが残る。中原ひとみもミスキャスト。普段から不健康そうな顔つきしてるので違和感ないです。三國の仕事と家族の葛藤も中途半端。とはいえ、中原が三國の家で真っ昼間から白目剥き出しにしてオーバードーズしてるシーンは強烈。顔を執拗に撮る村山。最高です。あとは、三國がおとり捜査員として売人仲介者の車に乗り込むシーンもよい。彼らが車に乗り込む様子を道路挟んで遠距離から撮ってるんだが、ここだけやたらドキュメンタリー風になっている。照明も使っておらず周りの車や人物の様子からして明らかにゲリラ撮影。最高に痺れた。
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