Toineの感想文

ザ・マッドネス 狂乱の森のToineの感想文のレビュー・感想・評価

ザ・マッドネス 狂乱の森(2010年製作の映画)
3.2
【不条理な運命の悪戯】
イスラエル産のホラーという物珍しさに興味を惹かれ鑑賞いたしました。
ネイティブのヘブライ語が聞けて感動!
タイトルやクレジット表記もヘブライ語(さすがにクレジットは英語と併用でした)だったので言語オタ的にめちゃめちゃテンションが上がりましたー。

冒頭、森で動物用に仕掛けられた罠にはまった妹と彼女を助けようとする兄との会話劇から始まるカットに惹き込まれました。
同じタイミングでシリアルキラーや若者4人組、警察官などが各々の理由で森を彷徨い厭〜な出逢いを果たします。

設定は凄く好みですし途中までは面白かったのですが個人的にシリアルキラーの使い方がぬるいなと思いました。
シリアルキラーが中盤ゴアゴア大活躍の末に冒頭の妹さんが覚醒するなり発狂するなりして血しぶき満開の大暴れフィニッシュ🤩…というのが私の理想の物語だったのですがラストカットも胸糞加減が微妙で消化不良といった感じでございました。
無念。