Naoya

クワイエット・アースのNaoyaのレビュー・感想・評価

クワイエット・アース(1985年製作の映画)
2.7
ある日男が目覚めると、世界から他の人がいなくなっていることに気付く。彼は孤独に苦しみながら、人を探して放浪する。SF作。1人孤独ながら過ごすリアリティが良く出てます。世界に1人しかいない空間を楽しみ、次第に孤独に押し潰されそうになり、やがて狂っていく姿は生々しく、丁寧に描いてます。その後展開が二転三転していくが、〝突如人が消え、世界にたった1人〟という設定の王道な内容であり、1985年ながら今観ても娯楽に富んだ内容に感じます。この内容で要ともなるのが物語の落とし所だが、本作でもSF作として衝撃の結末を残し、余韻も強いインパクトがある。本作での音楽でもより世界観、凄みを残す材料になってます。
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