原作の因幡君エピソードを基に映像化したOVA作品。
完結編といい、この因幡君関連といい、テレビシリーズでやらなかったのが意外過ぎるくらい原作では印象的なエピソードばかり。
〇ある日、しのぶがおつかいから帰る道中、空腹で行き倒れている因幡に出会う。因幡のルックスから、興味がひかれ話しかけたしのぶだったが、買い物袋から落としたにんじんを生のままバリバリ食べる因幡にドン引き。関わりたくないしのぶだったが……
あるかもしれない自分たちの未来を見たあたるたちは、思い思いな自分の未来を創造します。
あたるは相変わらずなハーレム(けれど妙に現実感があってささやかなところが面白い)だし、ラムちゃんも期待通り。
しのぶはというと、あたるやラムの事を面倒に思いつつも、なんだかんだ毎日幸せなんだな~ということがわかるような未来を作ります。
サクラ先生の『めぞん一刻』のような姿が見れたり、しのぶは男運が無い属性を持つ面が垣間見えたり面白い作品。
面堂とあたるはどこまで行っても腐れ縁なところが笑いました。
なんだかんだラムちゃんがいないことに気づくあたるが良かったです。