ぜにげば

ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナのぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃおもろいやんか。
初めてちゃんとしたポケモン映画見た気がする。

名作と言われるミュウツーの逆襲とか、水の都の護神とか、確かにめっちゃ面白いけど、面白すぎてポケモンっぽくは無いんよね。

でも今作は他のつまらないポケモン映画と同様の雰囲気でちゃんと面白いからそこがいいね。

まずマギアナが可愛すぎる。
水に落ちて足バタバタさせるの可愛すぎかよ。
ボルケニオンと仲良しなのも微笑ましい。

ボルケニオンもいいキャラしてるわ。
最初物理的に離れれなくなるのもいいね。人間を嫌うボルケニオンも否応なしに行動を共にしなきゃならない。
その上で、
「ぶっ飛ばせボルケニオン!」
「どうなっても知らねぇぜ!」
のやり取りとかたまらん。

アマルスも可愛い、ニャスパーも可愛い、シシコも可愛い、ゴクリンもヒトモシも可愛い。

ゴクリンの「ぎゅーっと抱きしめられて捨てられた」ってのすごく来るものがあるな。
どういうつもりで捨てたんだろう。
ゴクリンの事は大好きだったけど、事情で捨てる事になったとかなのかな。それとも嘘なのか。
まあ多分前者なんだろうな。
だからこそえぐい。
子供にこのエゴを理解することはできるのか。
そしてダイパの時のシンジの逃がすって行動とか、Nのポケモンを逃がす感じとかとはまた違った考え方と描き方だな。
ポケモンを、逃がすという行為をどう受け止めればいいのか分からなくなってしまった。

そもそもマジレスすればポケモンボールで捕らえて洗脳して従わせる作品で、でもそういう訳では無いと、この世界の法則って折り合いをつけてたわけなんだけど、根底から覆された。

「人間は嘘をつくけどポケモンは嘘をつかない」
まあこれも相反する設定が沢山あるだろうな。
図鑑説明とか顕著だろう。

他の映画にはあまりないちゃんとした総力戦が描かれるのも見てて楽しかったな。
サトシゲッコウガもプニちゃんも戦う。

ビームにポケモン達が応戦してるのとか見ててキツかった。
小さくて弱いのに必死に…
だからプニちゃんがパーフェクトフォルムになった時は「ぷにちゃああああ!」って感じだったな。

ただ正直最後の終わり方は盛り上がりに欠けた感じもする。
ジャービスが退散してからはなんかしょぼかった。
落下までのタイムリミットとか出して欲しかったし、心を取り戻してからのマギアナについてももう少しちゃんと描いて欲しかった。
中盤もっと喋ってたのに、歩いて近寄って花出して終わりじゃあねぇ。
もしかして心を取り戻したのかどうか、記憶が戻ったのかどうか分からない終わりなのかなとも思ったけど、雰囲気的にそうでもなさそうだしなぁ。

ボルケニオンの最後のシーンも無駄多くなかったか?
自分を犠牲に爆発(死んでないんだろうな)→霧が出てきて姿を現す(そりゃそうだよねこっからどう畳むんだろう)→力尽きる(いや死ぬわけはないんだけど…)→花でくしゃみ

2回無意味に死んだと思わせるのは何なんだ?
そして2回とも死んだと思わないからね?
その見せ方なら2回目は本当に死なないとダメじゃん。



総じて面白かった。
ポケモンたちが愛らしかったと同時に、ポケモンについて考えさせられた。
ただ最後は盛り下がった。

Xy最終回見た後にみたから、またみんなに会えたのは嬉しかったな。