ピュンピュン丸

北北西に進路を取れのピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)
4.5
ヒッチコック作品のなかで、自分的には『裏窓』の次に好きな作品。最近気まぐれに、過去鑑賞の作品を英語字幕で見返している。ヒッチコックの作品は恋愛映画ではないのに、惹かれ合う男女の間の台詞が洗練されていて、脚本がとてもお洒落だ。本作はそのいい例。巻き込まれ役のケリー・グラントと謎の女性エヴァ・マリー・セイントとの言葉の応酬には思わずうっとり。

数々の巻き込まれもののヒッチコック作品の中でも、本作の設定はユニークで面白く、大好きだ。しかし、この作品を印象的にしているのは、一度観たら忘れられない名シーンのいくつか。特に、農薬散布のセスナ機?に追われるケリー・グラント。それから、ラシュモア山の歴代大統領の巨大なモニュメントでのシーン。この二つは最高。

映画の本筋とは別に、ラシュモア山のカフェテリアでのエキストラの少年の見過ごされた失敗も、再鑑賞の強烈な動機に。笑

それにしても、ケリー・グラントの母親役が若過ぎて、まるで奥さんのよう。笑笑