上海十月

誰が電気自動車を殺したか?の上海十月のレビュー・感想・評価

3.0
2009年の感想。今や破産法が適用されたGM。GMがすでに電気自動車EV1を90年に発売して一定の評価を受けていたとは知らなかった。しかもGM自身も含め様々な業界の圧力により電気自動車を自主回収して潰してしまうという不思議なことを行ったことを追いかけたドキュメント。このドキュメントによるとEV1は、結構良い車であったと言い切っている。でもどうかな?4ドアでそれなりの距離がないと消費者の興味は引かなかったのでは・・・プリウスが成功したのは、折衷案でありながらも消費者の興味を引いたからではないか。でもEV1のような車をわざわざつぶす必要性もなかったと思います。古くは、LAの地下鉄をGMは、石油会社と結託して無くしたりと極めてアメリカ的な方法なので新味はないのですが、ごく最近ということが新鮮でした。そして2020年に上海にいると、たくさんテスラの電気自動車が走っていて隔世の感がありますね。
上海十月

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