こぅ

鮮血の女修道院/愛欲と情念の呪われた祭壇のこぅのレビュー・感想・評価

4.1
'22春のホラー/ミステリー祭⑥

'22 4/5 ジャケ写掲載していただきました。

ファン・ロペス・モクテズマ監督による、【メキシカン・
アート系・美少女復讐ホラー】。


アヴァンタイトル〜
19世紀末、妊婦が朽ちた礼拝堂で女児、アルカルダ
(ティナ・ロメロ)を出産する。母親は、アルカルダを修道院
に預けるように言い残して息絶えた、、その礼拝堂には何か
邪悪な息遣いが漂っていた、、
それから15年後、両親を亡くした美少女、ジュスティーヌ
(スサーナ・カミニ)が修道院に入院してくる…。

孤独で昆虫を愛する神秘的美少女、アルカルダと正統派美少女
、ジュスティーヌは直ぐに仲良しになったある日、森で廃墟
化した礼拝堂(ここはもしや…)を見つけて導かれるように
入り、中にあった棺を解き放ってから何かが変わり始める…。
それは、アルカルダからジュスティーヌへ。
悪魔の化身⁈によって、お互いの血で愛を誓う儀式を強い
られる。


院生達の授業中、2人が神を冒涜する言動に困惑するシスター
達。
そのシスター達の服装は、一般とは一線を画す◯◯ラのよう
で変わっている(メキシコでは実際こうなのか⁈映画的
創作なのか⁈)。

サタンvsキリスト教(神)。

お約束、神父による悪魔祓いの儀式が執り行われるが、、

同じく'70年代の【エクソシスト】+【キャリー】の要素
をミックス。

アルカルダとジュスティーヌは、特にアルカルダは、恋人
みたいな感情を持っていると捉えられる。

それが、終盤の悪魔祓い中にジュスティーヌの後見人、オシグ
医師によって、◯◯◯◯◯れば、怒りも爆発するさ

主要美少女2人は、裸身晒しも厭わない(ヘア無修正版)。
15歳設定でも、実際もっと上なのは、個人的には良き。

本作は、ホラーとして、耽美映像と謳われているが、個人的
には、アルカルダとジュスティーヌがそれだ。
ビジュアル的に【エクソシスト】等の悍ましい悪魔(ギミ
ック)で脅かす事は一切無く、映画史上最も美しい悪魔 なの
かもしれない。
また、修道院地下礼拝堂の無数のキリスト像は圧巻。

この時代にしては、血糊の質感(サラサラ)も良き。

終盤、礼拝堂の血の◯◯から全裸で◯るジュスティーヌは、
何故か◯◯鬼に〜⁈
からのクライマックス(ホラーファンが絶賛したという)の
念力修羅場は、一番の見どころ。
キャスト自らがスタントしていたように見えたが、、凄い‼︎
キリスト像が悲惨な事に〜

所々、展開が雑なのと、肝心の根源とか、謎が謎のまま放置
、、(その分、短尺)。


*アルカルダ役、ティナは、ジェニファー・ジェイソン・
リー似。


*この手のソフトは、VHS画質を覚悟で購入したが、上々の
画質だった。
こぅ

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