だい

青いガーディニア/ブルー・ガーディニアのだいのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

もうホントね、
この時期のラングはヒッチコック本人よりヒッチヒッチしてます。


なんせ引っ張り方があざとい!

酔い潰れていて記憶はないが、
自分が犯人じゃないかと思っているノラ!
観ているこちらも彼女がクロかシロかはわからないまま進むストーリー!
巡回中なだけのポリスメ~ンに挙動不審になるノラ!
不安のあまり余計な行動に出てしまうノラ!

中盤からはヒッチみに必要なロマンス要素も投入。

ノラのことを疑うメイヨ!
でもやっぱ代理人じゃん、ってなって恋までするメイヨ!
余計なことをしちゃって恋するノラを逮捕させてしまったメイヨ!


すれ違いによって逮捕が迫るシーンの緊張感の作り方が上手すぎるんだよなあ。



いやでもさ、
みんな思ってると思うけど、
事件の真相だけがな!!

お前誰や?????

ってなって最初から見返したわ!
ミステリでやっちゃいかんやつでしょ!
ノックスの十戒に抵触するやつやぞ…


いかに名匠ラングといえども、
脚本のオチのマズさまではどうにもできないのだ。



本物のナット・キング・コールが出演して歌ってるのやばい。
必要あったかどうかはともかくだけど。
だい

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