Amelie

ボーン・コレクターのAmelieのレビュー・感想・評価

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)
3.4
可もなく不可もなく楽しめる一本でした。ストーリー展開や映画の雰囲気的には結構既視感があるし、このタイプの映画がそもそも多いので意外性や唯一無二感はあまり感じられませんでした。また思ったよりもときどきハラハラ感が弱めで、私にとっては今ひとつ緊迫感が足りないような気がします。犯人が明らかになる場面も若干雑さを覚えたし、そこまでの謎解きプロセスがわりとざっくりしているように思いました。でも、鑑識という点をピックアップするというのが新鮮で面白かったです。正直その要素がものすごく重要かというと意外とそんなこともない気はするのですが、鑑識というところにフォーカスしたからこその心理的サスペンス描写は今までに見たことがなく楽しめました。そして何といってもアンジェリーナ・ジョリーとデンゼル・ワシントンのバディものなので、それだけでも楽しめる人は多いんじゃないかなと感じる一本です。
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